アステラス健保 健保だよりNo.44
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 あけましておめでとうございます。 被保険者ならびにご家族のみなさまにおかれましては、清々しい新年を迎えられたこととお慶び申し上げます。また、当健康保険組合の事業運営に対し、平素より多大なるご理解とご協力を賜りまして、心より御礼申し上げます。 さて、昨年は5月に、「持続可能な医療保険制度を構築するための国民健康保険法等の一部を改正する法律(医療保険制度改革関連法)」が成立しました。その内容は、国民健康保険および協会けんぽの財政基盤安定化を図るものが大半であり、持続可能な医療保険制度への見直しを求める全国の健康保険組合と健康保険組合連合会にとっては、改革というには不十分な改正でした。 一方で、特定健診・特定保健指導の実施率向上など、病気の予防・健康づくりや医療費の節減に取り組む健康保険組合の自助努力に応じて、高齢者医療を支える納付金の負担額を増減するしくみを強化するなどの項目が盛り込まれており、健康保険組合の保険者機能の発揮への期待を認識することができました。 健康保険組合の使命は、保険者機能を最大限に発揮し、質が高くきめの細かい保健事業を通じてみなさまの健康をサポートすることにあります。そのため、従来からの保健事業に加え、昨春からスタートしたデータヘルス計画を推進することで、みなさまが毎日をより一層明るくすこやかに過ごせるよう応援してまいります。 また、本年から、社会保障、税、災害対策分野で活用されるマイナンバー(社会保障・税番号)の運用が始まります。健康保険では来年以降、手続きなどでマイナンバーを使用する予定ですので、ご理解とご協力をよろしくお願い申し上げます。 最後になりましたが、この一年がみなさまにとって実り多き年となりますようお祈り申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。理事長 櫻井 文昭新年のご挨拶事業目的基本方針「事業目的」を実現するため、以下の「基本方針」を策定します。  適切な保険者機能(医療費適正化、保健事業)を発揮します。  被保険者等の健康管理、健康増進に重点的に取り組みます。  受益者と全体利益の整合性に留意した施策を実施します。  外部組織の活用を図り、合理的で且つ効率的な推進をします。被保険者、被扶養者および事業主に信頼される健康保険事業を運営します。なお、費用は適切な範囲に抑制します。アステラス健康保険組合の基本構想2

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