アステラス健保 健保だよりNo.47
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 手足や顔がほてったり、汗っかきで暑がりな人は、冷え性とは無縁と思われがちですが、実は「隠れ冷え性」の可能性があります。 複数当てはまると、隠れ冷え性の可能性があります。体幹部が冷えているので、内臓の機能低下を引き起こします。 寝起きにお腹や太ももに触れて冷えを感じたら、起床直後に朝日を浴びたり、温かい飲み物を飲んでみましょう。不調を感じたときは、腰にカイロを貼って温めるのもおすすめです。冷えない体への3ステップ 冷え改善の一番の近道は、①熱を作り出す、②体に行き渡らせる、③上手に保温する、の3つのステップを意識することです。 また入浴は、半身浴だと肩などが冷えやすいので、38~40℃のお湯に10 分以上、肩までしっかりつかると冷えの改善に効果があるといわれています。体が冷えると、メタボが悪化する 体が冷えると、基礎代謝のレベルが落ちて消費エネルギーが低下し、食事を脂肪として体に溜め込みやすくなります。基礎代謝量は筋力の衰えなどに伴い、10代後半をピークに低下するといわれています。 基礎代謝量を維持するには、基礎代謝の約半分を担う筋肉を鍛えることが効果的です。運動不足を実感している方は、まずは1日15 分多く歩くことから始めてみましょう。男性にも多い「隠れ冷え性」をご存じですか?隠れ冷え性チェック!□顔や手足がほてる□汗っかき□顔色が悪い□肩こりがある□むくみやすい□平熱が36度以下□下痢をしやすい冷えを改善する満腹ヘルシーメニューは裏表紙に!ステップ①ステップ②ステップ①・②ステップ③ここが知りたい!冷え性Q&AQ夜、足先が冷えきってつらいのですが?A風呂上りに靴下をはきましょう。 締め付けのない5本指のもの、絹やウールなど吸湿性・保温性に優れた素材のものがおすすめです。Qブーツは冷えに有効?A保温性は高いですが… 高いヒールや、つま先が細いもの、また足首が固定されるものは、血行が悪くなり冷えを悪化させることも。脱いだらすぐにストレッチやマッサージをしましょう。Q寒くて眠れないから、電気毛布を使おうと思ってるんだけど…?A電気毛布、ホットカーペットなどをつけたまま寝るのはすすめられません。 睡眠中は、体温を下げて体を休める時間。電化製品で無理に体を温めると体が休まらず、さまざまな不調の原因になります。寒くて眠れない場合は湯たんぽを使ったり、寝る直前まで電気毛布等で布団を温めておくといいでしょう。熱を作り出す食生活●毎朝起床後にコップ1杯の白湯を飲む●熱を作り出す炭水化物(ごはんやパン)・たんぱく質(肉や魚、大豆製品)、代謝を促すミネラル・ビタミン(野菜や海藻、果物)をバランスよく摂る●体温よりも高い温度の食べものや飲みものを摂る●よくかんで食べ、腹八分目を心がける熱を作り+体に行き渡らせる運動●ウォーキングなど体を動かすことを習慣にして、筋力低下を防止する●エスカレーターやエレベーターの代わりに階段を使って、下半身の血流を促す●正しい姿勢を心がける体に行き渡らせる生活習慣●十分な睡眠と適度な休養でストレスや疲れを解消し、自律神経のバランスが崩れて血流が悪化するのを防ぐ●たばこを吸わない保温する服装●「首(首元・手首・足首)」と「腰周り」をしっかり温める●下着などのインナーは、締め付けの弱いものを選ぶ●厚着しすぎると汗をかいたときに体を冷やす原因に。カーディガンなどの着脱しやすい服装で調整を3

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