アステラス健保 健保だよりNo.48
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●せきやくしゃみを手で押さえてしまった後●食材の準備、調理の前、調理中はこまめに●食事の前●トイレの後●ペットに触ったら●介護や看病の前後手洗いその他の予防のポイント爪は短くし、指輪や時計は外して、手首までしっかり洗いましょう。利き手でない手は器用に動かしにくいので、利き手を洗うときには、特に念入りに。外出先で手洗いが難しいときのため、アルコール綿などを携帯すると便利です。外出から帰ったら、まずは手洗い。他にもこんなときには手を洗おう洗い残しが多いのはココ!流水で十分に手をぬらし、石けんをつけてよく泡立てる。手のひらと手の甲をよくこすり合せる指先や爪の間も念入りに指と指の間も忘れずにゴシゴシと洗う洗い忘れの多い親指はねじるようにしっかりと手首も洗う12345手から手への「接触感染」をシャットアウト★手の甲、特に指先★親指の周囲、付け根付近★利き手 ●洗い残しが多い●洗い残しがやや多い手のひら手の甲■うがいで 口やのどを 清潔に!■適度な湿度を 保つ■できるだけ 人ごみは避ける インフルエンザウイルスは、のどの粘膜などに付着するとただちに増殖が始まるため、一度付着してしまったウイルスを、うがいで洗い流す効果は望めません。ただし、口やのどは病原体が侵入する入口。だ液には殺菌成分が含まれており、のどには粘液とともに異物を外に排出しようとする機能があるなど、体を病原体から守るしくみが備わっています。うがいを習慣にすることで、口の中が清潔に保たれ、ウイルスなどの病原体が入り込む入口の防御機能がうまく働く環境が整います。 インフルエンザに感染していて、発熱などの症状がなく、自覚がないまま周囲にウイルスを広めてしまう人もいます。感染を避けるため、流行時期には多くの人が集まるような場所への外出は控えめにしましょう。また、インフルエンザにかかっている人は外出を控えましょう。発症の前日から発症後3~7日間は発熱などの症状が治まっても人に感染させる可能性があります。 空気が乾燥すると、のどや鼻の粘膜の防御機能が低下するため、ウイルスに感染しやすくなります。加湿器などで部屋の湿度を保つ(60%程度)ようにしましょう。洗濯物の部屋干しも有効です。こまめな換気や温度調節も忘れずに。免疫力と粘膜を強くし、かぜ・インフルエンザ予防に役立つメニューは裏表紙に!5

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