アステラス健保 健保だよりNo.49
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へるすガイド食道肝臓胃小腸大腸6早期発見が完治のポイント大腸がん 大腸は、右下腹部から時計回りに小腸を取り囲むように存在する全長約1.5~2mの管状の臓器です。大きく結腸と直腸の2つに分けられます。 大腸は、小腸で消化・吸収した残りかすである液体状の内容物から水分を吸収して固形の便にし、肛門から排泄する役割を担っています。大腸がんとは、この大腸の粘膜(内側の表面)に発生するがんのことです。結腸直腸大腸がんとは、どのような病気なの? 大腸がんは、日本でもっともかかる人が多いがんです。2012年の統計では、1年間で約13万5,000人が新たに大腸がんと診断されたと推計されています。このように多くの人がかかる大腸がんですが、早期に発見して適切な治療を受ければ治すことができます。大切なのは早めに検査を受けることです。大腸の構造と大腸がんの部位別発生頻度参考「大腸がん検診ガイドライン・ガイドブック」横行結腸9%回腸上行結腸11%盲腸6%虫垂肛門直腸35%S状結腸34%下行結腸5%

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