No.55(2018年10月)
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睡眠は私たちの体調を整える上で重要です!睡眠不足が続くと心身ともに影響が表れてきます。つらいときは早めに医師に相談することも大切です。次回は「ストレスに強くなる思考」について紹介いたします。適度な運動をしよう適度な疲労感は寝つきや睡眠の質もよくします。ただし、過度の運動や就寝直前の運動は逆効果ですので気をつけましょう。毎日決まった時間に起きよう夜よく眠れなかったとしても、次の日の朝はいつもと同じ時刻に起きることで睡眠のリズムを崩さないことが大切です。起きたらすぐに太陽の光を浴びて体内時計をリセットすることで1日のリズムを整えましょう。煙草やカフェインは控えよう「ニコチン」や「カフェイン」には覚醒作用があります。就寝の数時間前から控えるようにしましょう。規則正しい食事を摂ろう心と身体をすっきり目覚めるためには、朝食を摂ることが大切です。しっかり朝食を摂り、睡眠と覚醒のリズムにメリハリをつけましょう。リラックスが大切40℃程度のぬるま湯での入浴はリラックス効果もあり、入眠しやすくなります。また読書や音楽、温かい飲み物の摂取や軽いストレッチをするなど自分にあったリラックス方法を見つけましょう。眠たくなってからベッドへ入ろう眠れないのに無理して寝ようとすると、かえって緊張して入眠しにくくなります。15分~20分眠れなかったら一旦寝床を離れ、自分なりのリラックス法を実践しましょう。光に気をつけよう夜間に明るい光を浴びると睡眠のためのホルモン分泌が抑制され入眠しにくくなります。寝る前のスマホやPC操作・テレビはなるべく控えましょう。11 秋といえば、スポーツの秋、食欲の秋、読書の秋などいろいろありますが、みなさんはいかがでしょうか。秋は四季のなかで最も快適に眠れる季節でもあります。特に今年の夏は酷暑だったため、夏に乱れてしまった睡眠習慣を改善するチャンスでもあります。 今年度のメンタルヘルス通信は「ストレスに強くなる」をテーマに様々な生活習慣(食事・運動・睡眠・思考)について解説していきます。今回は「ストレスに強くなる睡眠」です。アステラス通信健康管理室発 睡眠は食事・運動とともに私たちにとって不可欠なものです。心身の疲労回復をもたらすとともに、記憶を定着させる、免疫機能を強化するなどといった役割も担っています。夜の睡眠が障害されると、眠気やだるさ、集中力低下など日中の生活にも影響を及ぼすので、活力ある日常生活を送るためにも健やかな睡眠を保つことが大切です。また睡眠が不十分だと自律神経のバランスを崩し、うつ病をはじめとするさまざまなメンタル不調が生じやすくなります。忙しい生活の中でも十分な睡眠時間・良質な睡眠を確保することで、メンタル不調を予防しましょう。私たちの健康に欠かせない睡眠

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